このページの☆の数には特に意味はありませんが、日々流動的に変化していきます。(^^)
2002.12.28 新選組下 村上元三 学陽書房 人物文庫
0055☆☆結局、だらだらと話は函館まで行きました。主人公秋葉守之助にあまり魅力が感じられず、かといって新選組を描ききれず、中途半端という印象です。
2002.12.23 東京S黄尾探偵団 俺達は天使じゃない 響野夏菜 コバルト文庫 集英社
0054☆☆☆突然に仙台が出てきて、その描写もなんとなくリアルだったので驚きました。やっぱり、「逃げる」先としては東北ですよね。敗軍の将とかも、ね。
2002.12.19 グイン・サーが87ヤーンの時の時 栗本薫 早川書房ハヤカワ文庫
0053☆☆☆☆☆「ヤーンの時の時」というタイトルを最初にサイトで見たとき、間違いなくミスタイプだと思ったんですが、本当だったんですね。ついに、、というのは覚悟していなかったので、「おいおい、まさか、本当に!?」と、何度も嘘だと思い疑いましたが、本当でした。そうなってみると、あっけなかったような気もします。何事においても完璧だったルアーの様なあの人が、ボロボロになって。でも、これ以上、ボロボロのまま苦しんで欲しくはなかったし、仕方がないのかもしれません。惜しむらくは、これからパロを取り戻すためのグインの戦いぶりを、あの人はもう見ることはないのだということです。何万もの大軍を率いて戦うシノレス、軍神の姿を、見せてあげたかった。その隣に、あの人の高貴な姿があったら、どんなに絵になったでしょう。
2002.12.16 グインサーガ外伝 宝島下 栗本薫 早川書房ハヤカワ文庫
0052☆☆☆☆ラドゥ・グレイはなかなか魅力的な人物でありました。が、海賊の親分としては、頼りなさそうな気もしましたが、そうでもないんでしょうか。インテリヤクザみたいなものですか。強がってないぶんだけ、よけい怖いかも。大団円はちょっと物足りない感じもしましたが、ぐぐっと中身の詰まった外伝でした。欲を言えば、ラドゥにはイシュトをもうちょっと可愛がって?欲しかったですね。
2002.12.12 朝日の当たる家1、2 栗本薫 角川ルビー文庫
0050-51☆☆☆うーん、これがそうかぁ、という感じです。思い入れの深い読者も多いようですが、他の栗本作品と比べて、特別興味深いようには思えませんでした。芸能界物にあまり興味がないせいでしょうか。→→→2巻同時発売だったので、2巻完結かと勘違いしてしまいました。まだ、続きがあったのですね。期待してます。
2002.12.10 六道ヶ辻墨染の桜 栗本薫 角川文庫
0049☆☆☆☆栗本先生には珍しく、キーの置き間違いでは? 途中で犯人がわかってしまいました。前作「竜介の青春」と裏腹になっている話で、また読み返したくなってきました。
2002.11.21 仙台藩ものがたり 河北新報社編集局編
0048☆☆☆☆仙台開府以来400年の仙台の歴史がコンパクトにまとまっています。仙台市や宮城県という枠組みに捕らわれず、米沢や福島、岩手県を含め、雄大なスケールで描かれています。それにしても、亘理伊達氏が領地没収になった際、それまで2万3千石だったものが、たったの58石!!に減らされたというのはあんまりですよね。「たそがれ」でも50石ですのに。
2002.11.19 東京S黄尾探偵団 竹林温泉殺人事件 響野夏菜 コバルト文庫 集英社
0047☆☆☆短編3本。それぞれコンパクトにまとまった短編ホラーになっています。
2002.11.16 1999年の夏休み 監督金子修介 脚本岸田理生
「1999年の夏休みって良いよぅ」と風の便りに聞いて以来、映画上映もビデオも見ることができず、ずっと探していた幻の作品だったのですが、ようやく東映チャンネルで出会えました。で、すぐに思ったのは、「あれ、この話、どこかで見たことある!!」実際は、見たことがあるわけじゃなくて、読んだことがあるんですが、事情をよくわかっていなかったので、不思議なデジャブになりました。原作が「トーマの心臓」だったとはね! 原作が70年代、この映画の初公開が88年で、今はもう1999年を過ぎてしまったわけですが、少年達の心のざわめきは今も変わっていないでしょうか。レトロな近未来風景が、過去とも未来ともつかない超時空間を作り出しています。
2002.11.08 東京S黄尾探偵団 羊たちの祭壇 響野夏菜 コバルト文庫 集英社
0046☆☆☆☆カルトホラー系ですね。嫌がらせでだんだん盛り上げていって、すとんと落としたところが最高に爽快でした。
2002.11.05 宝島上 グイン・サーガ外伝 栗本薫 早川書房
0045☆☆☆可愛いけど、イシュトはイシュト。どうせろくなことにはならないのだろうと思っていましたが、単なる少年海賊の冒険譚で終わるわけがないのですよね。グイン・サーガなのですから。下巻にはやっぱり化け物が出現するらしい。
2002.11.02 新選組中 村上元三 学陽書房 人物文庫
0044☆☆敵味方入り乱れている割には、悪者がいないというか、悪者になりきれないというか、作者はきっと良い人なんでしょうね。ちょっと話がだれてきました。
2002.10.21 総司はひとり 戸部新十郎 中央公論社 中公文庫
0043☆☆☆期待したよりずっと良かった、といっては失礼でしょうか。沖田先生がいかにも病気っぽくてなんですが、意外な結末もなかなかだったし、ストーリーの運びにも無理がなくていいと思いました。伊東さんにうんざりして出ていく山南さんというのも、なかなかいい感じじゃないでしょうか。
2002.10.17 仙臺戊辰史(会津籠城から仙臺降伏まで抜粋) 藤原相之助 東京大学出版会 続日本史籍協会叢書第4期
0042☆☆☆☆仙台戊辰史のバイブル。すっかり幕末にタイムトリップしてしまいました。徹底抗戦派も、降伏恭順派も、共にその言い分は間違っていなかったと思うのですけどね。恭順派を「意気地なし、弱虫」と罵った主戦派も、主戦派を「愚か者」と怒った恭順派も、結局の処、無念の思いと苛立ちは同じだったと思うのです。その怒りというのは、同じ処に向かっていたと思うんですよね。でも、やっぱりあの場合、降伏するしかなかったんだなぁと思うし、まさに耐え難きを耐え、ほとんどの家臣らの反対に遭いながら、敢えて降伏を選んでくれた慶邦公や遠藤文七郎他の先達には本当に頭が下がります。これを不服として、最後まで抗おうと出ていった人達の気持ちも当然だと思いますが、松前や函館を勝機なき戦争に巻き込んだのは、少し残念なことだったと思います。
2002.10.16 PEACE MAKER 鐵 黒乃奈々絵 ブレイドコミックス
0041☆☆うーん、なんだかますます話がわかりにくくなったような。改めて、通しで読み直せばまた違うのでしょうけど。
2002.10.08 壬生義士伝下 浅田次郎 文藝春秋社 文春文庫
0040☆☆☆☆☆いやぁ、参りました。今まで読んだ新選組物の中でも最高傑作と思います。東京生まれでありながら、こんなにも南部の心意気に通じているのはなぜなんでしょうか。いつか東北の地に暮らしたことがある、としか思えません。
・・・ ほら、背中の声に耳を澄ましてごらんなさい。暖かい冬を嘆いているでしょう。雪が少ない、と。
こういう陽気を喜んでいるのは、都会人や、一等二等の客だけです。・・・この本の題は本来「南部義士伝」であるべきではなかったのかと思います。この本は、新選組を題材にはしていますが、新選組を描いてはいないんですね。南部の風土とそこに生きる人々の生き様を描いている。それが本当によく書けているんです。でも、「南部義士伝」では、いったい何の話かわからない。それでやっぱり「壬生義士伝」になったのだろうかと思います。最初は、主人公の吉村貫一郎に対して、どうもあまり好感を抱くことができませんでした。いや、最後までそれはできませんでしたよ。「殺したいくらい嫌いだったが、、」という斉藤一と同じ様な心境です。土方副長から刀代をくすめ取る逸話などは、ほんとひどい話ですよね。決して好きにはなれないし、切腹を命じられたのも当然と思うし、そんな侍は侍じゃない、嫌だと思うのに、最後に「あれは本物の南部武士、義士でした」と何度も繰り返す大野次郎右衛門の手紙に、なぜか共感してしまうのでした。
しかし、南部の景色や人情はよく書けているのですが、どうも吉村貫一郎だけが南部人じゃないんですよね。本当の南部武士ならば、どんな状況であれ、家族を置いて脱藩するなんてことはなかったと思うんですよ。それでどうも、ピンとこないのでした。
2002.09.29 新選組上 村上元三 学陽書房 人物文庫
0039☆☆☆☆主人公は秋葉守之助なのでしょうか。しかし主役というより脇役っぽい感じなんですよね。時代小説にありがちなくどい説明もなくて、小説としての完成度は高いし、ストーリーも面白いのですが、主役に花がないというか・・。新選組を題材にしている割には、新選組に対する傾倒(熱意?)を感じないというか。まあ、中下と続くので、この先を楽しみにしています。
2002.09.29 壬生義士伝上 浅田次郎 文藝春秋社 文春文庫
0038☆☆☆☆☆いきなりの南部弁がよかったですね。とはいえ地元の人が読めば、かなり不自然な点もあるかと思いますが、まあ活字にした時点で、表しきれないニュアンスがかなりあるのですから、あれだけできていればほぼ満点でしょう。ただ、南部の訛り、というより独特のイントネーションがわからない人にとっては、恐ろしく読みにくい作品かもしれません。
2002.09.28 新選組剣客伝 山村竜也 PHP研究所 PHP文庫
0037☆あまり新しい知見もなく。
2002.09.23 東京S黄尾探偵団 さらば愛しき女よ 響野夏菜 コバルト文庫 集英社
0036☆☆☆ちょっと切ないんですけどね。世の中の青少年諸君は、悪い女に騙されないように気をつけましょう。
2002.09.23 王朝春宵ロマンセ 秋月こお 徳間書店 キャラ文庫
0035☆☆☆主人公の千寿君がなんともいえず可愛らしい、といっても、おい、昔の十四は立派な大人じゃ・・。殿上人に対して、作者が敬語を使っているのは、古典を意識してのものなのでしょうか。(←読み直したら、敬語になっているところとそうでないところがあって、一貫性に欠けますな。要校正)おかげで頭の中はすっかり華やかな平安王朝浪漫に浸ってしまいました。今流行の陰陽師ものになってしまわなかったのは偉いと思います。(?)もしかして、もう少しシリーズで出るかな。
2002.09.22 新選組流血録壬生狼 園田光慶作画 久保田千太郎脚本 リイド社 SPコミックス
0034☆☆☆芹沢さん主役の新選組もの。やはり少年漫画なので、やたらと派手に人がまっぷたつに切り裂かれたりはしますが、登場人物の心情も豊かに描いていて、ストーリーのオリジナリティもよいと思います。
2002.09.17 土方歳三ー散華ー 萩尾農 エース出版
0033☆☆土方最期の場面では、思わず涙ぐみました。流山以降の土方の行動に光を当てている点は評価できるし、独自の解釈もあって興味深く読みました。が、作者の考えがストレートに書かれすぎかな。それなら小説じゃなくて随筆にした方がいい、と思います。どこまで我をさらけ出せるか、どこまで我を消し去れるかが、いずれも小説の難しさですよね。
2002.09.08 壁 栗本薫 ハルキ文庫
0032☆☆怖いって言えば怖いんですが、ちりちりちりという音と、自殺した女と、彷徨っている子供の霊と、それらの関係が漠然としていて、怨念のねらいがはっきりしないと言いますか、だから、ひどく怖いってんではないですね。江戸時代の刑場跡というのは、けっこう馴染みの場所だったりもするので、そんな怪奇現象が起こるとは思いがたいのもあります。
2002.09.03 タナトス・ゲーム 伊集院大介の世紀末 栗本薫 講談社文庫
0031☆☆☆今風の若い子の喋り方をそのまま活字にされてしまうと、かなり読みにくいものがありますね。事件の展開についてはおやっと驚かされるものがありましたが、ミステリというよりはヤオイ文化論という感じもしました。ヤオイにもいろいろあっていいと思うし、それを読む人もいろいろと思いますが、このお話では、ヤオイ好き=自殺願望or病的性格みたいな方向でまとめられてしまって、はたしてそれでいいのかなという気もします。私が好きなのは、愛と友情とのはざまで揺れるような、ストイックで危うげで、切なさの漂う、そんな作品です。それは、死というよりはむしろ、究極の愛を求めているのかなと思っています。男同士の関係というのが普通じゃないからこそいいんだと思うんです。性別にかかわらず、世間様に何と言われようと、それでもお前を想う、というその気持ちが欲しいんじゃないかな。色欲を超越したところにある精神的なつながり、絆、武家社会でいうところの信義忠誠、それに憧れるんじゃないかな。つまりヤオイ好きの女性というのは、女性としての肉体とか、容色とか、性的役割とか、そういうことではなく、もっと哲学的な意味での自分の価値を認めて欲しいんだと思うんです。自殺願望との共通点も確かにあって、それは、何か一筋のものを求めるためには死も厭わない、というこれまた究極の理想を求めてしまうことだと思います。とすると、そうした人々の多くが、滅びの美学などと形容される新選組に惹かれるのも道理で、男色がお盛んだったらしい新選組がヤオイの絶好の題材として愛されるのもまた道理なのでしょう。などと、長々と語ってしまいました。(^^;;
2002.08.28 風光る12 渡辺多恵子 小学館フラワーコミックス
0030☆☆☆☆途中からフラワーズに引っ越ししているので、ちょっと話の流れが変ですが、ま、仕方がないでしょう。沖田先生の昔の女?出現にはちょっと驚きましたけど、沖田先生らしいほのぼのとした展開に終わってしまいました。(^^;;
2002.08.20 グイン・サーが86運命の糸車 栗本薫 早川書房 ハヤカワ文庫
0029☆☆☆☆急に人生を勉強しちゃってるイシュトが逆に可愛そうっていうか、不似合いっていうか。こんなに早くアムネリスが亡くなるとは思わなかったので、ちょっと不意をつかれました。イシュトの子と、レムスの子と、マリウスの子、あるいはグインの子も? それで次世代グインなど始まってしまうと、この話、いつまでも終わらなくなりそうですね。
2002.8 東京S黄尾探偵団 五月拉致られる 響野夏菜 コバルト文庫 集英社
0028☆☆☆最後、ちょっとタネが読めちゃって残念でしたけど、それなりに楽しめました。もっと性格異常の怖い犯人の方が面白かったかなぁ、とも思いますが、このシリーズはそんなほのぼのしたところがよいのかな。
2002.7 東京S黄尾探偵団 少女達は十字架を背負う・青の封印・Kの処刑場 響野夏菜 コバルト文庫 集英社
0025-27☆☆☆2002.7 東京S黄尾探偵団 奥様は魔女!? 響野夏菜原作 藤野かおり漫画 コバルト文庫 集英社
0024☆☆☆シリーズ最新刊の、しかも漫画版から読み始めるなんて無法者? でも、けっこうこのキャラクター集団に興味をもってしまいました。
2002.7 はいからさんが通る 大和和紀 講談社漫画文庫
0020-23☆☆☆☆☆懐かしの漫画でしばし大正ロマンに浸りました。子供の頃はとっても嫌いだった印念中佐、今読んでみると、それほどの嫌悪感は感じません。それだけ純粋さを無くしてしまったのかな。でも、昔と同じように泣けました。力強く生きようとする女性を励ましてくれる、本当に良い少女漫画だと思います。
2002.6 グイン・サーが85蜃気楼の彼方 栗本薫 早川書房 ハヤカワ文庫
0019☆☆☆まったくイシュトはしょうがないんだから。とにかくグインの旦那に任せるしかないんでしょうね。グインならきっと上手くやるでしょう。
2002.6 大奥秘図 絵島生島 早乙女貢 学研 学研M文庫
0018☆☆大奥付近に興味があって手に取ったのですが、どうでしょうか、かなり官能小説に近いのかも? 時代小説としての品格を失ってはいないものの、その辺りの時代をのみ込むにはもの足りず、ちょっと中途半端でした。
2002.06 MU・GE・N-総司残照-上、下 栗本薫 天狼プロダクション 天狼叢書
0016-7☆☆☆いかにも栗本のって感じの作品ですね。かなりエッチシーンも多いのですが、下拙にならないところはさすがです。栗本の土方はちょっと乱暴すぎて私の好みではないのですけど、下巻ではずいぶんと優しいところも見せて、共感できる部分が多かったです。
2002.06 紅異草紙3 藤馬かおり 集英社クリムゾンコミックス
0015☆☆☆だんだんに話の筋が読めてきました。(ようやくかい?)紅異劇場の小人さんが好きです。
2002.05.03 燃えよ剣 栗塚旭主演 市村泰一監督 松竹
あれだけの長編作品を2時間弱に押し詰めたのはちょっと無理があったみたい。原作を知らない人にはストーリーがわかりにくそうだし、原作を知る身には原作との違いが気になります。あの話は新選組の戦いも所詮「暗闇の喧嘩」だったというのがメインテーマだと思いますが、その戦法の魅力が少しも描かれておらず。
2002.05.01 風光る11 渡辺多恵子 小学館フラワーコミックス
0014☆☆☆いよいよ山南さんの脱走切腹劇。どこまでも爽やかすぎる気はしないでもありませんが。
2002.04.25 別冊宝島643幕末!最後の剣豪たち 宝島社
0013初めての☆なしです。これはいただけません。新選組をネタにして金儲けをしようという汚い魂胆のみ。途中、何度か怒りを覚えて、本を叩きつけようかと思いました。(でも本が可愛そうなので思いとどまりましたが)
2002.04.18 グイン・サーガ84劫火 栗本薫 早川書房
0012☆☆☆イシュトが消えていなくなるわけないですもんねぇ。裏切り者は最後まで裏切り続けるんでしょうね。でもグインの前には敵わないはず。マリウスはいつまでも逃げ続けるつもりだし。二十数年経ってもちっとも成長してないなぁ。そういう意味では、あのアホなレムスが一番成長(変化?変妖?)しているかも。
2002.04.08 妖怪学新考 小松和彦 小学館ライブラリー
0011☆☆妖怪学というのは人間学であり心理学なんですね。私が子供の頃も確かに座敷わらしの話は聞きましたが、今はどうなんでしょう?「化ける」というのはどういう意味なのか?いろいろ興味は尽きないのです。
2002.04.01 散らない花 生嶋美弥 花音コミックス 芳文社
0010☆☆☆いよいよ池田屋。お決まりのパターンとはいえ、血を吐いて弱気になっちゃう総司君に切なくなってしまいますね。山崎は今ひとつ謎の人物です。
2002.03.20 疾風迅雷1、2 もりやまつる 小学館ビッグコミックス
0008-9☆☆発想やストーリーは面白いのですが、文字がほとんどなくて、なにかひたすら暴力的に話が進んでいます。
2002.03.15 夢幻戦記11総司乱菊抄 栗本薫 ハルキ・ノベルス 角川春樹事務所
0007☆☆☆この作者はヒーローをいじめるのが好きですからね。総司君はひどく追いつめられています。真剣がいよいよ登場かと思ったのですが、まだ全容明らかならず。次巻の発売が実に待ち遠しいです。(いつものことです)そろそろ芹沢局長が危ない(?)かな。
2002.03.10 俺は用心棒 東映 栗塚旭、左右田一平、島田順司
第25話 めおと茶屋
どう考えても殺されそうな茶屋の夫婦。それでも今回ばかりはなんとか助かるかな?と思わせておいて最後にはやっぱり斬られました。用心棒、しっかりせぃ。第26話 乱れ雲
最終話ということで、扇千景大臣がゲスト出演?用心棒はやっぱり役に立たなかったのですが、十分に魅せてくれました。2002.03.10 だんだら きら 集英社マーガレットコミックス
0006☆☆うーん、文字がほとんどない!最近の少女漫画ってこうなんでしょうか?新選組についての説明も作中にはほとんどないし、まあ背景を知っているからいいものの、普通の「少女」が読んで何のことかわかるのかなぁ?とちょと心配になりました。わからないならわからないなりに、興味を誘われて良いのかもしれませんが。ファンタジーとしてはとても良くできた作品で、読み終わった後も夢うつつの余韻が残るのがいいですね。
2002.03.03 俺は用心棒 東映 栗塚旭、左右田一平、島田順司
第23話 闇に白い火
宿屋を始めたばかりの若夫婦がヤクザ者に幸せを奪われる話。助かったかと思わせて、やっぱり救われないんですね。「用心棒はたった今辞めた」というのは便利で良かったです。しかし残された赤ん坊が不憫ですな。第24話 拾った道
このシリーズの中では珍しくハッピーエンド?の話でした。しかし追っ手と間違って沖田先生に斬りかかった駆け落ちの男。一瞬のうちに返り討ちにされて、ひどくつまらない死に方でした。最も斬りかかってはならない相手だったのにね。2002.02.24 俺は用心棒 東映 栗塚旭、左右田一平、島田順司
第21話 おっかぁの唄
これまた救われない話でした。関係者総討ち死に。ひとり生き残った女も、生き残って良かったのか悪かったのか。いつの時代にも悪い役人というのはいるものです。用心棒が懐手して去っていく姿が良かったです。第22話 見知らぬ旅の客
なぜか長州の刺客も新選組も野良犬も、同じ時に前後して丹波路を歩いているのでした。しかも皆で同じ家に立ち寄って。1話おいて登場の沖田君は、雪の中をずくずくになって転げただけで、勇ましいシーンはなし。結局女は自害してしまうし、用心棒は新選組脱走者の始末を手伝っただけでした。2002.02.22 風光る京都 沖田総司と歩く新選組の舞台 小学館
0005☆☆☆これもあんまり新発見はありませんが、見落としもあるので今度の京都行きには必携ですね。「残念!これだけ」と「昔の面影なし…」マークが多すぎて悲しいです。ほうら、沖田先生も泣いているじゃあありませんか。
2002.02.21 土方歳三 新選組の組織者 KAWADE夢ムック 河出書房新社
0004☆☆☆☆新知見というのはあまりないのですが、土方歳三に関する資料・文蹟を一同に集めていて、その充実ぶりは他に類を見ないほど。税込みで1200円ですが、内容的には5000円くらいはあるでしょうか。これだけのものを編集するご苦労に、せめて3500円は支払ってもいいんじゃないかなぁ、という気がしました。各記事の内容とも、維新後の偏見から脱却した現代的な解釈になっていて、彼らの戦いは単に徳川家の面目や武士としての意地のためだけではなく、この国を非道の徒から守ろうとしたのだという結論が自然と浮き彫りにされてくるようです。
結束先生の本の台詞として引用されていた近藤先生の投降の言葉「京都の私は本当の私ではなかった気がする」というやつ。これは確かに東映映画「燃えよ剣」の台詞ですが、結束先生のシナリオじゃあないんですよね。結束先生はもっと土方・近藤の関係を違うように見ていたと思うし、近藤の投降に対する解釈も違っていたと思います。私は結束先生の解釈の方が正しいと思っているので、これを混同されたのはちょっと残念でした。
2002.02.20 グイン・サーガ83巻 嵐の獅子たち 栗本薫 早川文庫
0003☆☆☆いきなりパロを舞台にグインとイシュトの大戦争?と思ったら、イシュトとスカールの大乱闘でした。スカールも大人げないような気がしますが。何もかも投げ出して行っちゃうっていうのがいかにもイシュトらしい解決方法でした。カメロンはどうするんだろう??
2002.02.17 俺は用心棒 東映 栗塚旭、左右田一平、島田順司
第19話 真葛ヶ原にて待つ
特別編なのか、この回だけカラーで、そのためにタイトルバックなどもそっくり撮り直してあるようです。舟橋元さんが桂小五郎そっくりのお侍役で登場。しかも、剣の心得が全くないという。役によって、ずいぶんと違った感じになるものですね。それにしても相手の剣気を読み切った沖田君の慧眼に敬服です。用心棒との斬り合い、あって欲しくない様な、見てみたい様な。第20話 日照り雨
奈良が舞台。なのになぜ京都弁なのでしょう?医学を勉強に行っていたはずが、いつのまにか勤皇の志士の端くれ、というのはよくあるパターンですな。もうその時点で死相が表れているようなものですが、なんとか片足になっても生き残りました。それにしても役に立っていない用心棒。2002.02.12 新選組密偵山崎烝 島津隆子 廣済堂出版
0002☆☆山崎という人は新選組の幹部かつ土方の右腕として、組織の中軸を担っていた人という印象が強いのですが、この作品の中では、一歩引いたところから新選組を見ていて、土方にもちょっと反抗的で、なんだか冷めている感じです。話の最後に吉村貫一郎のエピソードを持ってきていますが、どうなんでしょうか?ただの裏切り行為としか読めませんでした。
2002.02.10 俺は用心棒 東映 栗塚旭、左右田一平、島田順司
第17話 網の目の中
勤皇派に利用されかけた夫と、役人方につながりをもってしまった妻。主義主張などないはずの男女が、それぞれ別の網の目に引っかかって無惨な運命をたどります。なんだかあまり役に立っていない用心棒でした。第18話 月明柳馬場
勤皇派と佐幕派に両天秤をかけている大商人のせいで、手代とその女が勤皇派の手に落ちるのですが、そこに新選組が疾風の様に現れて、あっという間に斬り捨てて去っていくのでした。用心棒は商人宅に乗り込んで、見事に酒代を儲けてきます。2002.02.03 俺は用心棒 東映 栗塚旭、左右田一平、島田順司
第15話 だんだら染
新入隊士が斬られる話。わざわざ沖田君が用心棒に嘘の証言まで取り付けたのに、傷が深くて敢えなく死亡。女と逢い引きしてニコニコ笑っていたら、もう斬られますね。第16話 志士の写本
写本のバイトをしていた若者が捕まり、江戸へ護送される途中、役人を斬ってまで逃がしたのに、やっぱり殺されてしまうという、どうしようもない展開です。「その志士の名前は、私は聞かない方がいいんでしょうね」と言って立ち去る沖田君が可愛いですね。2002.01.27 俺は用心棒 東映 栗塚旭、左右田一平、島田順司
第13話 雷雨の日に
芹沢局長の狼藉に巻き込まれた料理屋の亭主が亡くなるのですが、この斬られ役の若旦那が里見浩太郎でした。浪人達に何とかしろと言われて沖田君が芹沢を始末するのですが、そのシーンが「血風録」の時と同じかも?第14話 光った包丁
料理屋の丁稚が恋人からもらった包丁を惜しんで斬られるという無惨な話で、用心棒はあまり役に立っていません。だいたい女といい仲になったら斬られるのが定番です。2002.01.23 虎狼は空に 小説新選組 津本陽 文春文庫 文藝春秋
0001☆☆☆☆ドライに斬り合いを描いていて、小説というよりノンフィクションを読んでいるような感じもあります。新選組の取り締まりや隊士の粛清、離反者の暗殺などを淡々と描写していきますが、その一方で、過激なテロリスト達の無法な振る舞いをも遠慮なく指摘しています。一番特徴的なことは、作者が自分の考えを必要以上に読者に押しつけず、その判断を静かに待っているということでしょう。