もてぎ7時間耐久カートレース

 8月5日にもてぎで行われた耐久カート大会に参加してきました。予想したほど暑いレースにはならなかったのですが、参考のためにデータを取ってきましたのでまとめておきます。

温度と湿度


 測定場所・サインウォール。地上から約1メートル。

 35度を越えるような厳しい条件にはなりませんでした。しかし、昼頃の時間帯には30度を越えており、この中での激しい運動はやはり厳しいものであったと思います。曇りが多かったためか、ピット裏の日陰でも計測しましたが、ほぼ同じ数値となりました。

 ただし、湿度が50%前後と高くなかったため、体温調節機能の面では比較的楽だったと思います。

 

ドライバーの体重変化

 

 測定方法・4人のドライバーの体重をドライブ前と各スティント(約40分)の終了後に測定。それぞれ同じ服装の条件で測定しています。

 ドライブ前とそれぞれの1回目のスティント終了時の体重の変化は、0.3から0.8キログラムでした。元の体重に対する割合でみると、多い選手で1%、少ない選手で0.3%でした。これは、運動能力の低下を来さない程度の範囲に収まっていると言えます。

 また、2回目、3回目のスティントに際しては十分な水分補給が行われ、レース開始前とレース終了時ではほとんど体重変化が見られませんでした。それぞれの選手が上手く体重コントロールできているということです。

考察

 コースが広く長いためか、一般のカートコースを走るのと比べて、ドライバーの運動量自体はそう多くないという印象だったようです。

 上にあげたように、選手のコンディショニングは上手くできていました。その結果、最後までドライビングアクシデントもなく、安定したラップタイムを刻んで無事に7時間を完走しました。

 前日の練習走行では、40度を越える気温も測定されていました。そうした条件下では、もっと注意深い脱水対策が必要とされたかもしれません。

 今回のデータは、ドライの場合の比較的一般的な気象条件と思います。この気象条件でも、約40分の走行で500グラム程度の水分が必要なことがわかります。さらに気象条件の厳しい場合(気温が高く、湿度が高い場合)や、選手の体力が劣っている場合には、それを上回る水分補給が必要です。


 最後になりましたが、測定にご協力いただいた選手及びチームクルーの皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

2001.08.11