皆さんは、どのようにしてチャイルドシートを選んでいますか?
おそらく、チャイルドシートを何回も買ったことのある人は少なく、皆さん、よくわからない中で、必死によりよい品物を探そうと苦心していらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ここでは、motodocが考える最適(あるいはより適切)なチャイルドシート選びについて考えてみたいと思います。チャイルドシートを選ぶ参考になれば幸いです。
商品情報は乏しい
チャイルドシートを実際に選んで買おうと思うと、どこの会社が今どんな商品を売っていて、それぞれの商品がどんなものであるのか、個々のデータはなかなかわからないものです。お店に並んだ商品をただ眺めても、どんなものなのか、比較検討するための知識もなく、さっぱりわかりません。
商品に関する詳しい情報というのは、店頭ではまずほとんど手に入りません。店員さんは、メーカー側から仕入れた宣伝文句や、その店での売れ筋などは知っていますが、その商品の安全性がどれほどのものか、シートの機能について真実を知っているわけではないのです。たいていの場合、カタログに書いてある以上のことはわからないと思った方が良いと思います。
ただ、チャイルドシートに関しては、実際に手に取ってみて、商品の構造や強度、手触りなどを確認できた方が良いと思います。また、実際に子どもを乗せてみて、体に合っているかどうか、確認できた方が理想的でしょう。しかしお店によっては、シート全体がビニール袋に入れて飾られていて、触ってみたり、動かしてみたりすることができない場合さえあります。
インターネットでは、時間をかければ様々な情報が手にはいるでしょう。しかし、実際に目で見て、手で触れて、素材や手触りなどを確認することはできません。
商品の情報を検索する場合は、使用法や構造を確認するばかりでなく、製品の大きさや重量も確認するようにしましょう。また、使用を予定している車への取り付けの可否についても、確認しておきましょう。
店頭に置かれている商品はあまり多くない
実際に作られている製品の種類に比べて、店頭に並んでいる商品の種類はすごく少ないのです。おそらく少子化のため、いろいろ取りそろえても、売れるものが限られてしまうので、売れ筋以外は置いてもらえないのでしょう。
特に、日本のカー用品店や日用品店、赤ちゃん用品店などにおいては、扱っている商品のほとんどが日本製です。チャイルドシートについては、海外の方が取り組みが早かったので、海外でも安全性や信頼性の高い商品が出ていますが、国内のお店ではほとんど取り扱いがないようです。
しかし、インターネットでは、店頭にない商品や外国産の商品を買うことも可能です。
チャイルドシートの重量
自動車のパーツのひとつとして考えた場合、チャイルドシートの重さは軽い方が良いに決まっています。
車が衝突した場合や、速さや向きを急に変えた場合、重い物ほど大きな慣性エネルギーを生じます。それを支えるシートベルトの強度はほぼ同じ。とすれば、重いシートほど、大きく揺らぎ、大きく移動しようとするでしょう。
また、15キロのウェイトハンデを積んでいるというだけでも、車の運動性能は低下します。とにかく1キロでも軽い方が、車はスポーティで安全なのです。
チャイルドシートの重心の高さ
自動車のパーツのひとつとして考えた場合、なるべく低重心の方が良いに決まっています。普通に考えて、重心が高いほど、衝突時のシート及び子供の揺れ動きは大きくなるはずです。
また車全体の重量バランスを考えても、重い物はなるべく低い位置に設置するべきです。低重心の方が、車はスポーティで安全なのです。
シートの取り付けの方向
以前は、新生児期から6カ月頃までは後ろ向き、それ以降は前向き乗車が勧められていましたが、最近では、1歳過ぎまで後ろ向き乗車が勧められています。その理由としては、たとえお座りができるようになっても、背中や腰の筋肉がまだ弱く、衝突時の衝撃を支えきれないと考えられているからです。
それに併せて、新生児期から使用するシートの規格が変更になり、それまで10キロ前後までだったものが、13キロまでにサイズ変更になりました。
1歳のお誕生日を迎えるまでは、後ろ向きに乗せるようにしましょう。1歳を過ぎても、体重が少なかったり、運動発達が遅れていたりする場合は、引き続き後ろ向きで乗せた方が良さそうです。
新しい商品については、13キロまでの制限体重になっているはずですが、リサイクルショップで古い物を購入したり、知人からお下がりをもらう場合などは、この制限体重がどれくらいになっているか、付属の取り扱い説明書や、シート本体に取り付けてある注意書きなどで、必ず確認しましょう。
2000.09.15